小さな幸せ 

 音楽のことのみならず、日常生活の中で見つけた様々な

「素敵なこと」について綴っていきたいと思います(*^_^*)

2021年

1月

22日

Youtubeチャンネルについて

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
年明け早々に緊急事態宣言が発出され、再びお家時間が増えたのと、オンラインレッスンに切り替えられる方も出てきたのを受けて、自宅で動画を撮影し、Youtubeチャンネルにほぼ毎日動画を配信しています。

 

https://www.youtube.com/channel/UCHi-76QaYON3GRdS9THsZRw

 

こちらのチャンネルでは、過去のコンサート動画と共に、現在下記の2つのシリーズの動画をUPしています。

 

「はじめてのピアノ」入門から初級に進む主に子供たちが取り組む作品の紹介とミニアドバイス付きの5分程度の動画

 

「レパートリーを見つけよう」主に大人のかた向けに初心者でも取り組みやすく、素敵にアレンジされた名曲をご紹介する動画

 

是非、フォッシオーのチャンネルをご登録頂き、ちょっとした空き時間にお楽しみ頂けましたら幸いです。
ご感想やリクエストなど、コメント欄にお書き頂けましたら尚、嬉しいです。

 

また、動画配信のきっかけとなった、昨年、東京都が実施した「アートにエールを!」についても年末嬉しい知らせがあり、年末年始、東京MXテレビアートにエールをCMに私の作品が選ばれ、放映されました。

 

東京都の公募に選ばれた作品は下記サイトにて現在も動画が配信されています。

 

 

https://cheerforart.jp/detail/115

 

こちらも合わせてご覧ください!!

 

今年は少しでもコンサートが開催され、画面越しではなく、生の音楽を皆さんにお届けできることを願っています。
本年もよろしくお願いいたします。

2020年

12月

29日

2020年活動報告

コロナの影響が大きかった今年1年、予定していた演奏活動はほとんどできませんでしたが、その代わり、これまで体験しなかった様々な経験、活動をすることができました。
その主なものをこちらにまとめてみました。

 

◎1月26日 門下生合同コンサート@アスピアホール 

まだ、コロナが日本にこんな大きな影響を与えるなどとは考えもしない頃、友人の素晴らしいソプラノ歌手、田村佳子さんの門下生の皆さんと、私のピアノの生徒さん、そして一緒に合唱曲の探求をしている声楽アンサンブルグループミュゲの皆さんで初の試みとなる合同コンサートを開催しました。

 

◎4月 はなれて奏でよう

出版社を立ち上げた大学の後輩の呼びかけで緊急事態宣言下、外出もままならない音楽家同士で新しいアンサンブルの形を模索する試みに参加しました。
これまでの日常では距離的、時間的問題に阻まれて一緒に演奏することが難しかった人たちと時間差。。(当時流行った!?テレワーク演奏)ではありますがアンサンブルを果たすことができました。

また、同じ時期に一人連弾にも挑戦し、動画の撮影や編集についていろいろ試行錯誤しました。

 

◎6月 アートにエールを! 東京都が芸術活動を制限されてしまっているアーティストに向けて呼びかけた動画による表現活動企画に応募し、選ばれた私の企画がYouTubeにて世界に向けて公開されました。
また、この催しをより多くの方に知って頂くために年末年始に東京MXテレビにて放映される「アートにエールを!」宣伝動画に私の企画が選ばれ、テレビで放映されることになりました!!
こちらは、動画のコンセプト、撮影、編集をすべて一人で行い、慣れない作業に四苦八苦しながらも、これまで知らなかった動画の世界を少し知ることができました。

◎8月11日 全児童音楽協会「新しい子供の歌コンサート」出演

コロナの感染拡大状況を鑑み、お客様をお迎えせず、収録という形で行われたコンサートではありましたが、久しぶりのホール、久しぶりのステージ、久しぶりのアンサンブルは本当に楽しく、新鮮な気持ちで取り組み演奏しました。
今まで当たり前と思っていたことが当たり前でなくなってしまった今年、音楽が帰ってきた!!!と身体中が喜びでいっぱいになりました。

 

◎12月6日 全児童音楽協会 60周年記念収録コンサート@神奈川

神奈川県の文化芸術活動再開加速化事業公演として、再度全児童音楽協会主催の収録コンサートにお呼び頂きました。
こちらは歴代の会長が作詞、作曲された作品や神奈川県にゆかりのある会員の皆さんの作品を演奏収録するというコンサートでしたが、通常のコンサートとは全く違った緊張感の中、全員のすさまじい集中力により、ほぼ全てのテイクを一発撮りで仕上げることができました。収録の中では何と、会員や声楽家の皆さん、児童合唱の皆さんに交じって歌も歌いました。。。出来上がってくる映像が楽しみなような怖いような。。。といった心境です。

こうして振り返ってみて思うのは、やはり音楽は生に限る。。。ということに尽きます。できない。。。となればその代替えとして、オンラインレッスンやオンラインでのアンサンブル、収録、動画での発信など様々な方法で音楽に取り組むしかなく、様々なことにチャレンジしましたが、どうしてもやはり生の素晴らしさに敵うことはことはなく、今回のことで改めてライブの素晴らしさ、貴重さを実感することになりました。また、演奏者として、観客の皆さまにどれだけ助けられているか。。。(聴き手がいることの重要性)も改めて実感しました。

来年は少しでもライブの公演で皆様にお目にかかれますよう願ってやみません。
本年お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。

来年もどうぞ、引き続きよろしくお願いいたします。

2020年

5月

02日

一人で連弾

先日、後輩から誘ってもらい「離れて奏でよう」に挑戦した勢いで自分の動画に自分の演奏を重ね撮りというものに挑戦してみました。

演奏自体は自分の音楽に自分の音楽を重ねていくので、さほど大変ではなかったのですが、その後の編集作業に四苦八苦。。。
なんとかこのような形にまとまりましたので、このコロナ渦の自粛生活の一つの記録としてYouTubeにアップしてみました。

 

医療従事者や私たちの日常生活を守るために必死に働いて下さっている皆様への感謝、そして残念ながらコロナで命を落とされてしまった方々のご冥福への祈り。。。
様々な想いを込めて演奏しました。

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2020年

4月

14日

離れて奏でよう

大学の後輩が立ち上げた楽譜出版社「風の音パブリッシング」の企画「離れて奏でように参加しました。
コロナ渦、人が集まっての演奏が叶わない中、それぞれの自宅で演奏はした音源をつなぎ合わせてアンサンブルをすること、離れた場所で奏者同士、奏者と聴衆が気持ちを共有することを目指して始められた活動です。

私もこの試みに誘っていただいたお陰で、普段はお互い忙しくて、または遠くにいるためなかなか共演できない素晴らしい奏者の方々とご一緒でき、大変有意義な経験となりました。更に、機械類に疎い私もこの動画作成のためにいろいろとアプリや録音、録画について勉強することができました。

素人編集故の拙さもありますが、心を込めて演奏しましたので、そのいくつかをこちらにアップ致します。

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2020年

1月

26日

合同コンサート開催

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2019年

12月

03日

ながもり幼稚園 スクールコンサート

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2019年

12月

02日

洗足学園大学 ピアノ特別マスタークラス

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2019年

11月

30日

青葉の森芸術文化ホール プロムナードコンサート

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2019年

11月

29日

千葉市泉幼稚園 コンサート

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2019年

11月

27日

麗澤中学校 スクールコンサート

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2019年

11月

25日

魅惑の室内楽 Vol.5

ピアノ×ピアノ×パーカッション ~ダンスにまつわる音楽を集めて~

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2019年

9月

29日

東日本大震災 被災地交流コンサート

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2019年

9月

14日

練馬区文化振興財団事業 デイケアコンサート

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2019年

8月

01日

新しい子供の歌コンサート

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2019年

7月

03日

千葉市芸術文化塾 講師

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2019年

6月

23日

ブラームスを愉しむ昼下がり

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2019年

5月

25日

プルメリアミュージックスクール発表会

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2019年

4月

21日

関森朋子 ソプラノリサイタル

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2019年

3月

03日

3人のソプラノによるスプリングコンサート

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2019年

2月

24日

多摩川ストリング ファーストコンサート

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2019年

1月

04日

2019年始まりました

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2018年

12月

30日

2018年、今年もお世話になりました

あっと言う間に2018年も残り1日と少し。。。
今年も本当にたくさんの方に支えられ一年を無事に終えようとしています。

今年のトピック。。。

 

練馬区区政70周年記念特別事業として開催されたサヴィニャック展でアンティークピアノを使ったピアノトリオのコンサートをしました。この時ご一緒して下さったオーボエ奏者の江原さん、ファゴット奏者の江黒さんのお二人とは本当に楽しく音楽作りができて、公演後もいろいろ心の支えになってもらっており感謝しています。

 

母の日には荒川区で長年開催されている音楽の森コンサートに出演しました。
いつか一緒に共演してみたい。。と思っていたヴァイオリニストの岸田さんと共演でき、いろいろな話をすることができたのは本当に楽しかったです。。。お誘い下さったソプラノ歌手の吉田恭子先生にも感謝致します!!そして、地元に密着して地元の方のために音楽活動をしていくことについて、行政と音楽家の関わり合い方についてもいろいろ考えさせらる公演でした。

 

人生3回目のプラハでは、初対面のドイツ人ホルン奏者シュテファン・カッツ氏と、現地で開催されていた歴史あるホルンコース内のリサイタルで共演。初めてづくしの体験を乗り越え、やればできる!!という自信が少しだけつきました。。。そして、チェコを愛するチェコフィルのメンバーと共にチェコ独立100周年を祝う、スメタナのわが祖国、全曲演奏を果たした若い日本のアマチュアオーケストラのメンバーと過ごした5日間は忘れえぬ思い出となりました。
音楽をする醍醐味を実感し、チェコフィルの皆さんの温かさ、優しさに触れ、チェコの様々な歴史の重みを感じ、美しい自然や景色に癒され、、、とにかく大変で激動の日々でしたが、振り返ってみると一緒に旅ができてよかったなぁという思いだけが今は残っています。

 

そして3回目の出演となった千葉市文化振興財団主催のワンコインコンサートでは、チェロ奏者の薄井さんの強力なお力添えを頂いて、ピアノとチェロのデュオで名曲三昧コンサートを開催することができました。
観客の皆さんのパワーを演奏の力に変えることができる薄井さんとのコンサートは本当に楽しく、また、本番楽しむためのリハーサルにも全力でお付き合いくださり、どんなに忙しくても一つ一つの公演を大切にする、という姿勢には大いに共感し、コンサートを一緒に作り上げた!!!と心から思えるコンサートになりました。

ピアノを教える、、、という仕事にも本腰を入れ始めた今年、多くの生徒が教室の発表会で初舞台を踏み、それぞれに練習の成果を発揮し、更に楽しくピアノのレッスンに通ってくれるようになったことはとても嬉しいことでしたし、オーディションに挑戦した生徒さんが賞を頂いた事は私にとっても大きなご褒美を頂いたような気分になりました。
人を育てるにはまだまだ未熟な部分がたくさんありますが、一人一人の生徒と向き合い、ピアノを弾けるようになりたい!!と思って私のところにやってきてくださったその、最初の純粋な気持ちを壊すことなく、音楽の素敵さをたくさんたくさん伝えて行けるように私自身も精進したいと思っています。

 

こちらに全て書く事ができませんでしたが、その他にも本当に多くの皆様と共演することができましたし、また多くの方々に様々な場面でお力添えいただきましたことを感謝致します。
一つ一つのコンサートにお忙しい中、足をお運び下さった皆様にも心より御礼を申しあげます。

 

来年は前半、たくさんの歌のコンサートでピアノを弾く機会を頂きます。
また、7月にはなんと、この私が千葉市で開催される芸術文化塾の講師としてお招きいただくことになり、ドビュッシーのピアノ曲について演奏と講義で二時間の講座を担当することになりました。単なるコンサートやピアノを教えるというのと全く違う新たな事への挑戦。。。今、改めてドビュッシーについてのたくさんの書籍を読み、文献を探し、たくさんの先生方から学んできたことを整理しています。ドビュッシーの魅力が多くの方に伝わりますように。。。と願って7月まで練習と勉強を続けていこうと思います。

また、11月にはジュリアーノの2回目の来日コンサートを企画しています。
今回は2年前のコンサートより更にパワーアップした演奏をお届けできるよう、様々企画も練っているところです。以前ご一緒した読響打楽器奏者の野本洋介さんにもご共演いただき、2台ピアノと打楽器の新作もご披露する予定です。
コンサートは11月25日(月)銀座のヤマハホールで開催しますので、まだ1年近く先。。。のお話ですが、ぜひ、ご予定空けておいてください。

とても長いブログになってしまいましたが。。。本年もありがとうございました。
来る2019年もどうぞ温かくお見守りくださいますよう、よろしくお願いいたします。

2018年

11月

23日

チェロとピアノによる名曲三昧コンサート

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2018年

8月

13日

プラハ ホルンコース特別コンサート

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2018年

5月

13日

荒川区 音楽の森コンサート

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2018年

4月

10日

平野裕樹子ピアノリサイタル Vol.9

当日は私事、体調不良により予定しておりましたプログラムを全曲演奏することができず、大変申し訳ありませんでした。
突然の変更のお知らせだったにも関わらず、会場にお出かけくださいました大勢のお客様が大変温かく見守ってくださいましたこと、舞台の上で皆様からのパワーをヒシヒシと感じ、そのパワーに助けられて変更後のプログラムを演奏し終えることができました。
本当にありがとうございました。

今、自分のできる全てを出し切ろうと、その日その空間にいる皆様とそして作曲家と対話することだけを考えて演奏しました。
これまで私を支えてくださった方々のことを想い、そして会場で今まさにこんな状態の私を一生懸命応援してくださる方が居るということを心の底からありがたく思いました。

演奏のこと以外、何も心配せずにいられるようにいつも助けて下さるスタッフの皆さん、会場に足をお運び下さり、演奏を楽しみにして下さっていた皆様のためにも、もっともっと精進して良い演奏ができるように、今後もピアノにそして音楽に向き合って行きたいと思います。


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2018年

3月

03日

練馬区美術館コンサート

練馬区区政70周年記念事業 サヴィニャック展特別演奏会

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2018年

2月

02日

コンサート情報

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2018年

1月

07日

2018年明けましておめでとうございます

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2017年

9月

29日

人生の目標

気が付けばあっと言う間に9月も終わり!!
街中やお店ではハロウィンとクリスマスとなんと、年賀状、お正月のおせちの宣伝が同時
に行われていて。。。まだ今年は3ヶ月残っているけれど、何かに急かされているような
気分になってしまいます。

あれこれと楽しいこともいっぱいあって、そういうことこそブログに残しておこうと思い

つつ、毎日脳みそも体力も目一杯使い切ってしまう日々で文章を書く気力が起こらずに

いました。

しかし、いくらなんでもそろそろブログを更新しよう。。。
と重い腰を上げたものの、とりあえずお祭りのような非日常はいろいろ通り過ぎてしまって、今はちょうど嵐の前の静けさ、ではないですが、これから始まる演奏会ラッシュの

ための準備期間のような日々で、地道な練習、リハーサル、調べ物、事務仕事。。。を

繰り返しています。

 

ブログを更新できなかった期間に、たくさんの素敵な方に出会い、雑誌のインタビュー記事や出かけたいろいろなコンサート、お芝居、美術館で素晴らしい体験をしました。

そして、突然、私の人生の目標が閃いたのです。

 

それは・・・

 

人生を終える最後の日、その時の自分が人生で一番好きな自分であること。

 

文字にすると何のことやら??という感じになってしまうのですが、当たり前の事ながら人より優れた何かを持っている人はそれを生まれながら持っていた。。。にしても、それを維持し、更に素晴らしいものとするために人知れず、並々ならぬ努力をしているものです。美貌もスタイルもそうだし、運動能力や芸術的センスなど全て、才能+アルファの、

その+アルファの部分の継続によって今のその人が形作られている。。。という事を今更ながら実感する出来事が重なり、それ以降、今まで以上に地道にコツコツと努力を続ける努力(笑)を続けています。

毎日毎日積み重ねていても効果ははっきり言って、自分には見えません。
でも、1年、2年という大きな単位で続けていると、ある日ふと、昔難しくてできなかったこと、よくわからなかったことが自然にす~っとできるようになったり、わかるようになったりします。
確実に見えないけれど、努力を続けてさえいれば、昨日より今日、今日より明日は自分の求める何かに近づいた自分になっているはず。。。
ということは。。。人生をかけて私はこういう人になりたい!!という目標に向かって進んで行くと、人生を終える最後の日は確実に今より自分の求める何かに近づいた自分になっているはず。。。

というような、どうでもいいような、でも私にとっては大切なことについて考える日々でした。

だから、何の変化が見えなくても、諦めず、焦らず、今日も明日も明後日も少しずつコツコツと頑張っていこう!!と思うのです。

 

 

 

2017年

3月

22日

ゼロよりイチを目指したその後

2017年が始まってもう3月も終わりに近づいたというのに、今年3回目のブログ投稿。

年明けの誓いを早くも破って、なかなかブログの更新ができずにいます。。。が、
ブログ以外の生活では日々様々新しいことに挑戦し、自分自身を更新、パワーアップしています。

 

昨年の秋頃からゆるゆると始めたフィットネスクラブ通いでは、半年を迎えようとするこの頃になってやっと、ヨガのクラスで身体を動かす時に今、動かそうとしている筋肉、骨、関節を体感できるようになってきました。先生のような美しいポーズには程遠いですが、訳も分からず形だけ真似ていた頃に比べたら私としてはすごい進歩なのです。
そして、3キロのウォーキングかから始めたランニングマシンでは時間のある時には1時間かけてじっくりと10キロ弱、時間があまりとれない時は40分で7キロ弱と自分なりのちょうどよいペースがわかってきました。近頃では5キロくらいでやめると物足りなくて逆に中途半端に疲労してしまうので、心の健康のために、時間に余裕がある時だけ走るようにしています。それでもだいたいコンスタントに週2から3回通えています。

そして、2月から通い始めたフランス語の新しいクラスも残すところあと1レッスンで終了。週1回みっちり3時間ずつのレッスンについていけるかすごく不安でいっぱいでしたが、なんとか先生のフランス語での文法説明にも慣れ、今まで日本語の文法書を読んでも説明してある日本語自体が難しすぎて理解不能だったことが少しずつわかってきて、ここのところ惰性で続けているだけだし。。。と諦めかけていたフランス語の勉強も、もう少し頑張ってみようとやる気が出てきました。
中級まとめクラスが終わったので(十分理解できたかは別として)4月からはいよいよ上級準備クラスに通い始めます。何事もそうだと思うのですが、中級から上級への壁はとても厚く、、、中級(何をもって中級とするのかは線引き不可能ですが)から上級へ行くのに週一回×3時間のペースで進むと2年半から3年かかるとか。。。
気の遠くなるような時間のようなきもするし、3年頑張れば日本にいても上級クラスに入れるほどの実力がつくのか!とも思えるし。。。何にせよ、時間的に可能な限り続けてみようと思っています。

自分の限界を知ることは結局、自分の自信につながるのだなぁという事に今更ながら気づ
きました。

1時間で10キロしか走れないという自分の限界を知ることで、1時間あれば10キロ進めるという自信になるし、(もちろんランニングマシンと実際の道では全然違いますが。。。自分が5キロ以上走れることを知らなかったので。。。人生で走った最長距離がこれまで5キロでした)フランス語を3時間浴び続けるなんて、頭がボーッとして眠くなったらどうしようと思ったけれど、実際3時間なんてあっという間だし、フランス語だけで説明されてもちゃんと文法の規則はわかる。(わからない単語がいくつかあっても問題ない!!)こんなヨガのポーズできない!と思っていたけれど、半年経つと少しはできるようになる。まだ、私も成長できるんだ!!という自信につながる。

私が極端にポジティブ思考なだけかもしれないけれど、少しずつ、少しずつ積み重ねて行くことはその時々の進歩が見えなくても全く何もしないゼロよりは確実に成長につながるという実感と自信。
それがわかっただけでも、新しいことに挑戦してみて良かったと思っています。
もちろん、音楽においてもそれら全てが反映されていて、身体の些細な動きに気づきがあったり、フランス語のふとしたフレーズの抑揚と音楽が結びついたり、注意深く暮らしていくといろいろ面白いことがあります。

もうすぐ4月。
新年度もゼロよりイチと頑張りすぎず、気張らずにでも着実に進んでいきたいと思います!!

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2017年

2月

11日

ゼロよりイチを目指して

新しい事を始めると、どんどん脳が開いていく気がする今日この頃。全てのことが何処かで繋がっている。人生に無駄なことは一つもない。。。と学生の頃よく言われていたことが今になってわかってきました。

大人になって何か新しい事を始める、、、というのはとても勇気がいるし、そしてお金や時間の有限性を知っている中での習い事となるとますます敷居が高くなってしまいます。

自分が新しい事を始めてみて、そんな中でピアノが弾きたい!とピアノに憧れを持って、勇気を持って教室の門をくぐりレッスンに通ってきてくれる皆さんのことがますます愛おしく思えるようになりました。

そんな私の今年のモットーはゼロよりイチ。
大人になると、羞恥心やちょっとばかりの見栄もあったりして、自分の求める理想に近づけないことはついつい否定しがち。。。
でも、100パーセントの環境が整わないから、、、と先延ばしにしていたらいつ始められるかわからない。

まず一歩踏み出すこと。何にもしないより絶対に何かやった方がいいはず。

なので、私がレッスンにいらして下さる大人の方に求めることは、教室に来ること、その時間音楽のことだけを考えて思いっきり集中すること。それだけです。とにかく夢中になれるレッスン、家や会社で嫌なことがあっても、その時間は全て忘れてしまうくらい、音楽のことだけ考えないといけないように脳みそフル回転のレッスンを目指しています。大人になると、自分だけのことを考えて、真剣に夢中になれる時間って意外に少ないですが、夢中になれると気持ちいいですよ~。

家で練習できなくてもいい、前回のレッスンから一度も楽譜を開いてなくてもいい。。。とにかく、レッスンに来てくださいね。とお願いしています。初めは家で練習しなかったら進歩はしないだろうなぁ。と思っていましたが、それでも、レッスンの1時間を積み重ねて行くことで大人の方でもすこーしずつ上達していきます。

上達してきたらだんだん欲が出てきて、寝る前の5分だけ。。。など、無いように思えた中にも生活の中にスキマ時間を見つけて練習してくれるようになる方もいるし、日常生活のいろいろなところで流れている音楽に敏感に反応して、急に耳が音に対して開かれてくる方もいます。

日常の中に、いつもの生活の隣にふわりと音楽がある。。。そうなったら素敵だなぁと思いながら今度はどんな曲を一緒に勉強しようかなぁと考えるのも私にとっては至福の時間です。

ガツガツしないでのんびりと。でも目標を見失わずに進む。
ゼロよりイチで心が軽くなりました。

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2017年

1月

03日

あけましておめでとうございます

皆様、あけましておめでとうございます。
2017年、穏やかな気持ちで新年を迎えました。
昨年は新しい事に挑戦し、たくさんの方と出会い、多くのことを学ぶ一年となりました。

今年も人との繋がり、そして年を重ねる事で見えてきた様々な想いを大切に、感謝の気持ちを忘れず、ゆっくりとでも着実に前進していけるように努力を重ねたいと思います。

音楽面以外でもこれまで続けてきたフランス語をもう少し頑張って行きたい(できればフランス語検定2級を今年中に取りたい!!)ですし、昨年の夏の終わりに初めたスポーツジムでのヨガやランニングを更に継続し、健康的で美しい身体作りに励みたいと思っています。

新たな出会いを楽しみに精進してまいりますので本年も変わらずよろしくお願いいたします。

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2016年

12月

31日

2016年まとめ

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2016年

7月

17日

魅惑の室内楽 Vol.3 無事終演しました

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2016年

6月

29日

プライバシーポリシー

チケット購入などのため頂きました個人情報、アンケート内容は主催イベントの管理およびご案内にのみ使用し、他の目的での使用は一切致しません。

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2016年

5月

18日

意識と無意識の狭間で

新緑の美しい気持ちの良い季節になりました。
すっかりご無沙汰しておりましたが、5月5日に千葉市で開催された私の伴奏する合唱団4団体が参加したチャリティーコンサート「とどけ歌声被災地へ」も無事に終わり、現在は7月のトリオコンサートの準備、8月にイタリアで開催予定の音楽祭(オルベテッロ国際ピアノフェスティバル)出演の準備、そして、今年最大のイベント!?日伊国交樹立150周年を記念して開催するコンサート「デュオリサイタルシリーズVol.3ピアノ×ピアノ」及び「親子でコンサートデビュー」(いずれもイタリアからピアニストジュリアーノ・アドルノ氏をお招きしてのオール連弾コンサート)の準備と元気に活動しています。

ちょうど一年くらい前にふと思い立って、ネットで紹介されていた体幹トレーニングとストレッチを始めました。
一応、舞台に立って人に見られる仕事をしているし、姿勢は美しいに越したことはない。。更に年齢的にも自分の身体作りをしっかりして良いコンディションでいつも演奏に臨めるようにしたいという思いから始めたのですが、1年が経過してやっと身体の筋肉の動きと自分の脳での認識が一致してきたように思います。

面白いもので、身体のある一部の筋肉が認識され始めると、その他、特別な運動を普段しているわけではない筋肉の動きも明確に分かるようになってきます。もちろん、スポーツ選手のようにしっかり筋肉全ての動きを認識しているわけではないですし、まして、トレーナーについて運動しているわけでもなく、ネットの動画を見たりして自己流に運動しているに過ぎないので、この筋肉(名前はわからないけれど。。。)が動いているな、こういう動作にはこっちとあっちの筋肉が連動して動くのだなとあくまで自分の感覚として認識するという程度なのですが。

それでも、例えばピアノを演奏するとき、「このボリュームでこのバランスでこんな音色を出したいな」と思って演奏し、思った通りの音が出たときの筋肉の動きが分かるようになると、また別の機会にその音を出したいと思ったときの再現率、確実性の確率が格段に上がってくるのです。
今までももちろん、自分の音色や打鍵のスピードなどには細心の注意を払ってきていましたが、どうも、うまくいく時といかない時があったり、ピアノが変わると再現できるのに時間がかかる。。。などの難点がありましたが、それの良い⇔悪いの幅が狭まり、修正にかかる時間が縮まってきたように感じています。

もちろん、一秒間に何十個もの音を同時に鳴らすことができるピアノという楽器ですから、その全ての筋肉の動きを意識しながら演奏する。。。など到底私の能力では不可能で。。。筋肉の動き以外にも考えなければならないことは山のようにあるし。。。だからそこは練習を重ねて、筋肉の動きなど考えなくてもそのバランスになる、筋肉の動きについて考えなくてもその音色になるというところまで持っていく訳ですが、環境が変わってうまくいかない時、身体が疲れていて思うように動かない時の素早い修正のために、良い状態の自分の身体と筋肉の動きを把握していることが今、とても助けになっています。

一日数分のトレーニングとストレッチですが、やはり継続は力なり。。。なのだなぁと実感している今日この頃です。

数日前に後ろ姿が美しく保てるヨガのポーズというのを発見してしまい。。。今度はそのポーズも就寝前のトレーニングに取り入れてみようと思っているところです。ピアニストって後ろと横の姿ばかり見られますから(笑)



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2016年

4月

13日

早坂文雄 抒情曲集 音源公開

 先月、3月11日のリサイタルで演奏しました早坂文雄氏の作品、3曲の音源をUPしました。
 音源のみで、画像はなくすみません。

 また、コンサートからすでに1ヶ月以上経ち、、、今ならこうやって演奏するのになぁという思いもありますが、とても素敵な曲なのでぜひ聴いてみてください。
素敵さが伝われば良いですが。。。

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2016年

4月

10日

オラ・イエイロを歌う会

本日、ノルウェイの作曲家、オラ・イエイロ(Ola Gjeilo)の「The Ground」を歌う会、第1回目の練習を行いました。

シンプルで美しい和声にオルゴールのようなピアノ伴奏がついた4分足らずのこの作品をぜひ歌ってみたい、という有志の皆さんが集まる会にピアニストとして呼んで頂き、歌い手目線でも指揮者でもない私にできる事をいろいろお伝えしながら、音取り、言葉の付け方などゆっくり丁寧に進んで行きました。

 また、大合唱団ではじっくり取り組めない日本語の曲も練習してみたい、、、ということで、木下牧子さんのこちらもピアノ伴奏と歌が美しく絡み合う歌集、「愛する歌」から数曲を歌いました。

 日本語が日本語として聞こえるために注意すべきこと、難しい跳躍音を取るための方法など説明しながら、2時間半の練習で今日は3曲練習しました。

 この会は今のところ、固定の団員制度を取らず、練習日に都合がつく方が集まって、予習、復習なしでその場で音を取り、その日のうちに形にする事を目指しています。
もちろん、どの曲も深く掘り下げて行けばどんどん魅力が増してくる作品ですが、たくさんの曲に触れることで、お互いの音を聞き合う、ハモる感覚を身に付ける、いろいろな楽曲に応用できる発音や発声、楽曲の仕組みを自分で理解できるようになることを目指しています。

 次回は5月22日(日)13時半から16時半、吉祥寺のピアノスタジオノアで練習予定です。
少人数のアンサンブルに取り組むことで、自分の声を聴き、自分の弱点を知る、小難しい歌ではなくあくまで調性があり、自然で美しいハーモニーを奏でられる曲、詩が素敵な曲をそれぞれ持ち寄り、演奏していきます。
 その日集まったそれぞれのメンバーのペース、要望に合わせて練習を進めていきますので、初心者の方でも安心です。

 予習、復習はいらないけれど、集まったその時間は真剣勝負でしっかり集中して練習をする、そんな会を目指しています。

 ご興味持ってくださった方はぜひぜひ次回の練習に顔を出してください♪
 次回もThe Groundと木下牧子さんの曲は演奏予定で、他に鈴木憲夫さんの曲やなかにしあかねさんの作品にも取り組んでいけたらなぁと思っています。
 
 新しい人、新しい曲との出会いはワクワクしますね。
 次回も楽しみです!!

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2016年

3月

28日

新年度に向けて

 三月も残りあとわずか。

 今日は、個人的にすごく嬉しいお知らせが2通、郵便で届けられました。

 また、早朝には恩師からの有難いお電話も。

 

 恩師からの電話では、ここ最近私が悩んでいたことを見抜いたかのような有難いアドヴァイスを頂きました。

「普段の生活の悩み、辛いこと、憤ることいろいろあるけれど、それと音楽人生は全く別の次元、別のところにあり、どんなに大変なことがあっても音楽は続けて行かなきゃいけない、音楽を続けて行くことは人生のその様々な辛さから逃げることとは違うのよ。嬉しい、楽しい、生きる喜びを音楽で伝えていくこと、それが音楽家の使命ですよ。」80歳を超えてなお演奏活動も続けておられる恩師からのこの言葉はずしりと重く私の心に響きました。

 

 人生の辛いこと、悲しみを音楽に昇華していく。。。というとかっこよく聞こえるけれど、なかなかそれには時間がかかるもの。人生で経験する全てのことに意味が有るというのはこの年まで生きてきたら何となくわかるけれど、でも、悲しみや苦しみの渦中にある時には「なぜ私だけがこんなに苦しまなければならないのか。。。」と未熟な私は考えてしまいがち。そんな時に音楽なんて。。。と思うことも。

 

 しかし、そんな苦しみや悲しみの中から私を救い、慰めてくれるのもやはり音楽、そしてピアノ。

でもそれは、真剣に人生に向き合わず逃げていることなのではないか?とここ最近の私は悩んでいたのです。この悩みを恩師にも友人にも。。。誰にも打ち明けてもいなかったのに、何故か突然かかってきた電話での恩師からの今朝のアドヴァイス。びっくりしました。

 そして、届けられた二つの嬉しい便り。

 努力はやはり報われるし、誰かがどこかで見ていてくれる。。。ということを実感しました。

 

 新年度もどんな時も手を抜かず、自分のできる事を精一杯やりながら少しずつ少しずつ進んで行きたいなぁと思います。

 

 新しい挑戦、楽しみなコンサート目白押しです。悩んでる暇はないかな。頂けるお仕事、頂いたチャンスに感謝し頑張ります。

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2016年

3月

12日

第8回ピアノリサイタル

写真左:福田滋さん(音楽評論家・指揮者)写真右:北浦絃子さん(早坂文雄氏 次女)
写真左:福田滋さん(音楽評論家・指揮者)写真右:北浦絃子さん(早坂文雄氏 次女)

昨日、3月11日、すみだトリフォニー小ホールにおいて8回目となりますピアノリサイタルを無事に終えました。

当日まで支えてくださった皆様、そして寒い中会場に駆けつけて下さった多くのお客様、いつも影で私をしっかりサポートして下さるスタッフの皆様本当にありがとうございました。

 

また、当日会場に行けないけれど。。。と応援メッセージを下さった皆様にも本当に感謝致しております。

リサイタル、何もかも自分で決めて何もかも自分でやる。とっても自由だけれどその分責任も重く、良いことも悪いことも全部自分が引き受けなければなりません。
念入りに、十分に準備を重ねてもそれが全て報われないこともあって、、、でもそれが今の自分の実力なのだなぁと毎回実感し、もっともっと頑張らないといけないなぁと思うのです。

 

今回のリサイタルでは長年譜面を探し続けていた早坂文雄さんの作品を演奏できたことが一番の収穫です。
終演後一緒にお写真を撮影していただきました、福田滋さん(写真左)のご紹介により、早坂文雄氏の次女、北浦絃子さん(写真右)と出会えたことで様々なことが進展し、トントン拍子に自筆譜にたどり着くことができました。

今後も更に早坂文雄作品の演奏をしていきたいですし、その他、邦人作品の演奏にも取り組んで行けたらと思っております。

なんにせよ、自分で決めて自分でやる。。。とは言っても毎回多くの方にお力添え頂き、影になり日向になり応援してくださる方々に支えられてやっと活動を続けていられる。。。その方々に報いるために、作曲家の遺した思いを伝えるために、もちろん現在生きて活躍している作曲家の皆様と観客のみなさんの橋渡しをするために、自分にできることは何なのか?音楽にできることは何なのか?私の役割とは。。。ということをじっくり考えつつ、少しずつ少しずつ地道に進んでいきたいと思います。

改めまして、いつも叱咤激励してくださる皆様、本当にありがとうございます。
また、次回の公演でお会いできますように邁進いたします。

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様々なご縁

すっかりご無沙汰してしまいました。
3月はバタバタと小さなコンサート、レコーディング、事務仕事に追われてブログの更新ができませんでした。。。


4月もあっと言う間に一週間が過ぎようとしています。いつもは暑くて他の月に比べて多少だらりとしている夏に今年はたくさんのコンサートがあります!!


最初の大きなコンサートは写真も掲載しましたこちら、フランスの国立オーケストラで活躍中の水中氏とのデュオリサイタルです。水中さんとはフランスで開催されている国際室内楽音楽祭で知り合い、以降、水中さんの一時帰国に合わせて学校公演など小さな演奏会でご一緒してきましたが、今回初めてホールを借りて本格的にコンサートをすることになりました。全て、チューバ、そしてチューバとピアノのために作曲されたオリジナル作品ばかりを集めたプログラムで私には未知の世界が広がっています。楽譜を読み、チューバと一緒に音を出す日を楽しみに練習に励んでいます。ぜひたくさんの方に水中さんの素敵なチューバを聴いていただきたいです。そして、私自身も初めての金管楽器とのリサイタルということで張り切っています♪

 このコンサートではフランスつながりで、いつか演奏したいと思っていたデュティーユの波の随意(まにま)にという組曲から数曲ピアノソロの曲も演奏予定です。


 そして、7月25日(土)には新習志野 茜浜ホールというところでクラリネット、ヴァイオリン、ピアノという組み合わせのトリオでのコンサートをすることになりました。
初めてのこの組み合わせ、ウィーンやドイツに長年住んでいらしたお二人との共演、今からとても楽しみです。3人でたくさんのアイデアを出し合っておしゃれなプログラムに決まり、こちらも顔合わせ&音だしが待ち遠しいです。詳細はまた後日お知らせいたします。


8月にはまだ日付は未定ながら、IDRS国際ダブルリード協会のアジアで初めて開催される総会(代々木オリンピックセンター)内でフランスから来日するトリオダンシュのグループの皆さんとの共演が予定されていて、フランス人とプーランクのトリオを演奏するという夢のような企画にドキドキしています。メンバーの一人、ファゴット奏者のフィリップ・ダヴィッド氏とは総会内のリサイタルでもご一緒する(このコンサートでは戸田邦夫作曲のファゴットソナタ、タンスマンの組曲など演奏予定です)ほか、8月23日(日)には千葉市の真砂コミュニティーセンターでのワンコインコンサートでもたくさんの楽しい曲を演奏します。


長々、宣伝してしまいましたが、この夏は本当に夢のような時間が待っている!!と思うと山積みになった楽譜を見ながらもついにやけてしまいます。。。実際は初めての曲ばかりで大変!!なのですが。


私の恩師、神野明先生が生前いつも「あなたは大器晩成型だから、10年後が楽しみだ!」とおっしゃっていて、大学の卒業演奏が終わった後にも、そして、その約10年後にリサイタル前に受けたレッスンの最後にも言われたこの言葉。。。当時は未だに成長していない自分を情けなく、先生に申し訳なく思ったのですが、今思うと、10年後、10年後と目指していつまでも成長していきなさいよ。という先生のメッセージだったのかなぁと思うのです。(良いように解釈しすぎかもしれませんが。。。)
他のバリバリ活躍しているピアニストの仲間、先輩、後輩に比べて私には足りないところがたくさんありすぎて、いつも必死、、、なのですが、こうして演奏の機会を頂けることに感謝して、一歩ずつ一歩ずつ、怠けずに自分のペースで進んで行こうと思います。

どこかのコンサートでお会いできたら嬉しいです♪応援、よろしくお願いしますm(_)m

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