今年も全日本児童音楽協会が主催する歴史あるコンサートに出演させて頂きました。
気がつけば随分長いお付き合いとなり、今回で15〜16年目?!になるでしょうか。
毎回、新しく産まれた詩とそれにつけられた新たな曲をお披露目するという大役にドキドキしながら、今年はどんな曲に出会えるかな?と楽しみでもあります。
今回は偶然が重なって、日芸の同級生の田野さんと一緒に、日芸の大先輩お二人の作品も演奏することになりました。
現場で日芸の方にお目にかかる機会は大変少ないのですとても心強く嬉しいです。
コンセプトは童謡…なのですが、児童合唱ではなくソロに割り当てられる曲は比較的詩も曲も大人テイストのものが多く、今回も結構ディープな詩とピアノパートが超絶技巧!?のものもあります。
新作初演を演奏するということは責任重大でその時の演奏の出来、印象は初めてその曲を聴く方にとって、多大な影響を与えると思っています。
しかし、同時代に生きる作曲家の作品を演奏できることは演奏家の使命であると同時にそのチャンスを頂けることは大変な喜びでもあります。
今後も機会がある限り、真摯に作品に向き合って演奏していきたいです。