オルガ・マカリナ ソプラノリサイタル

プログラム

 

ペルゴレージ作曲:もしも私を愛すなら (Se tu m'ami)

グルック作曲:ああ、私のやさしい情熱が(Oh del mio dolce ardor)

フォーレ作曲:夢のあとで (Après un rêve)

ドビュッシー作曲:星の夜 (Nuit d'etoile)

プーランク作曲:愛の小径 (Les chemins de l'amour)

チャイコフスキー作曲:オペラ「イオランタ」よりアリオーソ

                 「なぜ私は知らなかったのかしら」

ラフマニノフ作曲:あなたを待つ

         :夢

         :ここは素晴らしい

         :ヴォカリーズ

モーツァルト作曲:オペラ「フィガロの結婚より」

            愛の神よ(Porgi amor) 

            美しい時間はどこへ (Dove sono i bei momenti)

プッチーニ作曲:オペラ「ボエーム」より

            私の名前はミミ(Si mi chiamano Mimi)

            私が街を歩くと(Quand m'en vo)

ヴェルディ作曲:オペラ「オテッロ」より アヴェ・マリア

 

この度、ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場でソリストとしてご活躍されているソプラノ歌手、オルガ・マカリナ先生のリサイタルでピアノを務めさせて頂く。。。という幸運に恵まれ、久々に味わう極限の緊張感の中、無事に公演を終えることができました。

 

コンサートのご案内を始めたの公演日まで一か月を切ってからという、本当に綱渡り状態のコンサートでしたが、当日はホールの客席数をオーバーするほどの多くのお客様がご来場くださいました。

 

プログラム案が届いたのが2週間前、それから譜面のやり取りをし、コンサートの前日に一回だけ合わせをさせて頂き、その場でも曲目変更の調整。。。世界の第一線で活躍するオルガ先生の公演直前の調整方法を間近で拝見し、本番でのテンション、各曲への本当に細やかな気配り、こだわりを肌で感じることができたのは本当に貴重な体験でした。

 

普段何千人も入る大きなホールで歌われている先生が満席でも100名に満たない会場のお客様一人一人に語りかけるように歌われた歌は体中の毛穴を伝って私の中に流れ込み、ピアノを弾きながらゾクゾク、ワクワクしていました。

またいつかこのような舞台に立てる日が来るように更に更に精進したいと思います。

 

ご来場くださった皆様、リサイタルやマスタークラスをご企画下さった内田さん、本当にありがとうございました。