あっと言う間に2018年も残り1日と少し。。。
今年も本当にたくさんの方に支えられ一年を無事に終えようとしています。
今年のトピック。。。
練馬区区政70周年記念特別事業として開催されたサヴィニャック展でアンティークピアノを使ったピアノトリオのコンサートをしました。この時ご一緒して下さったオーボエ奏者の江原さん、ファゴット奏者の江黒さんのお二人とは本当に楽しく音楽作りができて、公演後もいろいろ心の支えになってもらっており感謝しています。
母の日には荒川区で長年開催されている音楽の森コンサートに出演しました。
いつか一緒に共演してみたい。。と思っていたヴァイオリニストの岸田さんと共演でき、いろいろな話をすることができたのは本当に楽しかったです。。。お誘い下さったソプラノ歌手の吉田恭子先生にも感謝致します!!そして、地元に密着して地元の方のために音楽活動をしていくことについて、行政と音楽家の関わり合い方についてもいろいろ考えさせらる公演でした。
人生3回目のプラハでは、初対面のドイツ人ホルン奏者シュテファン・カッツ氏と、現地で開催されていた歴史あるホルンコース内のリサイタルで共演。初めてづくしの体験を乗り越え、やればできる!!という自信が少しだけつきました。。。そして、チェコを愛するチェコフィルのメンバーと共にチェコ独立100周年を祝う、スメタナのわが祖国、全曲演奏を果たした若い日本のアマチュアオーケストラのメンバーと過ごした5日間は忘れえぬ思い出となりました。
音楽をする醍醐味を実感し、チェコフィルの皆さんの温かさ、優しさに触れ、チェコの様々な歴史の重みを感じ、美しい自然や景色に癒され、、、とにかく大変で激動の日々でしたが、振り返ってみると一緒に旅ができてよかったなぁという思いだけが今は残っています。
そして3回目の出演となった千葉市文化振興財団主催のワンコインコンサートでは、チェロ奏者の薄井さんの強力なお力添えを頂いて、ピアノとチェロのデュオで名曲三昧コンサートを開催することができました。
観客の皆さんのパワーを演奏の力に変えることができる薄井さんとのコンサートは本当に楽しく、また、本番楽しむためのリハーサルにも全力でお付き合いくださり、どんなに忙しくても一つ一つの公演を大切にする、という姿勢には大いに共感し、コンサートを一緒に作り上げた!!!と心から思えるコンサートになりました。
ピアノを教える、、、という仕事にも本腰を入れ始めた今年、多くの生徒が教室の発表会で初舞台を踏み、それぞれに練習の成果を発揮し、更に楽しくピアノのレッスンに通ってくれるようになったことはとても嬉しいことでしたし、オーディションに挑戦した生徒さんが賞を頂いた事は私にとっても大きなご褒美を頂いたような気分になりました。
人を育てるにはまだまだ未熟な部分がたくさんありますが、一人一人の生徒と向き合い、ピアノを弾けるようになりたい!!と思って私のところにやってきてくださったその、最初の純粋な気持ちを壊すことなく、音楽の素敵さをたくさんたくさん伝えて行けるように私自身も精進したいと思っています。
こちらに全て書く事ができませんでしたが、その他にも本当に多くの皆様と共演することができましたし、また多くの方々に様々な場面でお力添えいただきましたことを感謝致します。
一つ一つのコンサートにお忙しい中、足をお運び下さった皆様にも心より御礼を申しあげます。
来年は前半、たくさんの歌のコンサートでピアノを弾く機会を頂きます。
また、7月にはなんと、この私が千葉市で開催される芸術文化塾の講師としてお招きいただくことになり、ドビュッシーのピアノ曲について演奏と講義で二時間の講座を担当することになりました。単なるコンサートやピアノを教えるというのと全く違う新たな事への挑戦。。。今、改めてドビュッシーについてのたくさんの書籍を読み、文献を探し、たくさんの先生方から学んできたことを整理しています。ドビュッシーの魅力が多くの方に伝わりますように。。。と願って7月まで練習と勉強を続けていこうと思います。
また、11月にはジュリアーノの2回目の来日コンサートを企画しています。
今回は2年前のコンサートより更にパワーアップした演奏をお届けできるよう、様々企画も練っているところです。以前ご一緒した読響打楽器奏者の野本洋介さんにもご共演いただき、2台ピアノと打楽器の新作もご披露する予定です。
コンサートは11月25日(月)銀座のヤマハホールで開催しますので、まだ1年近く先。。。のお話ですが、ぜひ、ご予定空けておいてください。
とても長いブログになってしまいましたが。。。本年もありがとうございました。
来る2019年もどうぞ温かくお見守りくださいますよう、よろしくお願いいたします。