当日は私事、体調不良により予定しておりましたプログラムを全曲演奏することができず、大変申し訳ありませんでした。
突然の変更のお知らせだったにも関わらず、会場にお出かけくださいました大勢のお客様が大変温かく見守ってくださいましたこと、舞台の上で皆様からのパワーをヒシヒシと感じ、そのパワーに助けられて変更後のプログラムを演奏し終えることができました。
本当にありがとうございました。
今、自分のできる全てを出し切ろうと、その日その空間にいる皆様とそして作曲家と対話することだけを考えて演奏しました。
これまで私を支えてくださった方々のことを想い、そして会場で今まさにこんな状態の私を一生懸命応援してくださる方が居るということを心の底からありがたく思いました。
演奏のこと以外、何も心配せずにいられるようにいつも助けて下さるスタッフの皆さん、会場に足をお運び下さり、演奏を楽しみにして下さっていた皆様のためにも、もっともっと精進して良い演奏ができるように、今後もピアノにそして音楽に向き合って行きたいと思います。
9回目を迎える今回のリサイタルでは前回に引き続き、日・仏・露の作品を取り上げます。ドビュッシーは没後100年、ラフマニノフは没後75年と記念の年を迎えています。
この2人の作曲家に加えて、邦人からは芥川也寸志氏を選びました。
三者三様の作風の中にもとても似た部分があるように思い、この3人の作曲家の作品を選びました。
全てのプログラムを通してお聴き頂くことでその3人を繋ぐ線のようなものを感じて頂けるような演奏をすることができたらと思っております。
ぜひ、会場に足をお運び頂けましたら幸いです。
2018年4月10日(火)18時半開場 19時開演
すみだトリフォニー小ホール
演奏曲目 ドビュッシー 2つのアラベスク
ベルガマスク組曲
喜びの島
芥川也寸志 ラ・ダンス ピアノのための
ラフマニノフ ソナタ2番 作品36(1931年版)
全席自由3000円 ※チケットは1月10日より販売開始します
主催 フォッシオー
後援 練馬区演奏家協会