オラ・イエイロを歌う会

本日、ノルウェイの作曲家、オラ・イエイロ(Ola Gjeilo)の「The Ground」を歌う会、第1回目の練習を行いました。

シンプルで美しい和声にオルゴールのようなピアノ伴奏がついた4分足らずのこの作品をぜひ歌ってみたい、という有志の皆さんが集まる会にピアニストとして呼んで頂き、歌い手目線でも指揮者でもない私にできる事をいろいろお伝えしながら、音取り、言葉の付け方などゆっくり丁寧に進んで行きました。

 また、大合唱団ではじっくり取り組めない日本語の曲も練習してみたい、、、ということで、木下牧子さんのこちらもピアノ伴奏と歌が美しく絡み合う歌集、「愛する歌」から数曲を歌いました。

 日本語が日本語として聞こえるために注意すべきこと、難しい跳躍音を取るための方法など説明しながら、2時間半の練習で今日は3曲練習しました。

 この会は今のところ、固定の団員制度を取らず、練習日に都合がつく方が集まって、予習、復習なしでその場で音を取り、その日のうちに形にする事を目指しています。
もちろん、どの曲も深く掘り下げて行けばどんどん魅力が増してくる作品ですが、たくさんの曲に触れることで、お互いの音を聞き合う、ハモる感覚を身に付ける、いろいろな楽曲に応用できる発音や発声、楽曲の仕組みを自分で理解できるようになることを目指しています。

 次回は5月22日(日)13時半から16時半、吉祥寺のピアノスタジオノアで練習予定です。
少人数のアンサンブルに取り組むことで、自分の声を聴き、自分の弱点を知る、小難しい歌ではなくあくまで調性があり、自然で美しいハーモニーを奏でられる曲、詩が素敵な曲をそれぞれ持ち寄り、演奏していきます。
 その日集まったそれぞれのメンバーのペース、要望に合わせて練習を進めていきますので、初心者の方でも安心です。

 予習、復習はいらないけれど、集まったその時間は真剣勝負でしっかり集中して練習をする、そんな会を目指しています。

 ご興味持ってくださった方はぜひぜひ次回の練習に顔を出してください♪
 次回もThe Groundと木下牧子さんの曲は演奏予定で、他に鈴木憲夫さんの曲やなかにしあかねさんの作品にも取り組んでいけたらなぁと思っています。
 
 新しい人、新しい曲との出会いはワクワクしますね。
 次回も楽しみです!!