学生時代からお世話になり、卒業後もずっとコレぺティトゥアや伴奏者としてご一緒させて頂いているソプラノの川本伸子先生のリサイタルまであと1ヶ月となりました。
川本伸子ソプラノリサイタル
日時:7月16日(月)16時半開場 17時開演
会場:津田ホール
出演:ソプラノ 川本伸子
ピアノ 花岡千春
フルート 青木美咲
チケット:全席自由 4000円
まずいくつか訂正とお詫びが。。。
当初予定していた開演時間が18時半から17時へと変更になりました。
(こちらに掲載中のチラシでは18時半になっておりますし、一部の方には18時半と書かれたチラシや御招待状が発送されてしまっているそうなので、くれぐれもお間違いのないようにご確認下さい)
また演奏を予定しておりました新作の一人歌芝居「泣いた赤鬼」を今回の公演では発表しないことになりました。何カ月もかけて稽古を重ねてきたのでとても残念なのですが、この曲は青鬼から届いた手紙を中心に物語が進むというスタイルを原作からそのまま引き継いで作詞・作曲されています。そのため、五線の真ん中より下、更には下加線までの音域が中心の語りの音楽になっています。
ソプラノで歌うには低すぎて少し大変な音域なのですが、鬼らしさを演出するためにはあまり高音で歌っても迫力が出ず、作曲家が指定した音域がやはり妥当なものだという結論に達しました。
今回リサイタルを開催する津田ホールは音響がとても良いホールではあるのですが、ソプラノ歌手がこれだけの低音域を歌い続けるにはかなり負担があり(もちろん低音も良く鳴らすことができる先生にとっては歌う事は可能なのですが。。。)また隅々のお客様にまで言葉が聞き取れないことには一人歌芝居の意味がない。。。という事で、急遽曲目を変えることになりました。
この泣いた赤鬼は一度聴いたら忘れられないような素敵なメロディー満載の曲ですので、いつかもう少し小さな会場で低音をしっかり鳴らしても他の曲に影響が出ないようにプログラムを組み直して、そっと物語を子供に聴かせるように歌ってみたい、、、とのことですので、その時を楽しみにお待ち頂ければと思います。
そんなわけで、今回のプログラムは
峯陽 作詞/玉井明 作曲 一人歌芝居 「王子の狐」
峯陽 作詞/中島はる 作曲 京都に寄せる四つの歌 全曲
山下千江 作詞/中島はる 作曲 じゃがたら文 (ピアノ・フルート版)
となりました。
王子の狐は古典落語をもとにつくられた新作で人間と狐の化かし合いが面白おかしく描かれています。
京都に寄せる四つの歌は京都の四季を歌ったもので、京都出身の先生のために作曲された曲です。ピアノ伴奏もとても美しく、時折り京都弁が飛び出す素敵な曲です。
そしていつも十七弦と尺八で演奏されてきたじゃがたら文を今回は初の試みでピアノとフルート版でお送りします。また新たな曲の魅力が発見できることと思います。
いくつになっても舞台に立つと少女のような初々しさ、チャーミングさを保ち続けている川本先生は私の目標です。
たくさんのパワーをもらえるコンサートになると思いますのでお時間ある方はぜひぜひお出かけ下さい♪
チケットはこちらまでお申し込み頂けましたら手配致します。
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